建築用塗料
建物の塗装に必要な塗料・道具など総て扱っております。最近、消費者の方にニーズの高い、水性ウレタン・シリコン樹脂塗料から自然塗料まで取り揃えておりますので、お問合せ下さい。
工業用塗料
工業用塗料部門では工業製品製造ライン向けの塗料、設備を取り扱っております。工場によって違うライン・工程に合わせたご提案をさせていただいています。
自動車補修用塗料
自動車修理・補修の業界は、塗料だけでなく、新しく便利な商品が、どんどん発売されます。お客様の大切な車をすばやく綺麗に直すために、役立つ情報を発信します。
看板資材
看板用塗料や材料だけでなく、カッティングシート加工・インクジェット出力なども承っております。小さな事でもお問合せください。
省エネと節電を考えた外壁用の遮熱塗料、誕生。
日本ペイントORIGINAL技術
サーモアイウォールシリーズは、 外壁用の遮熱塗料です。
屋根用のサーモアイシリーズと同様に、上塗り、下塗りダブルで熱を反射。
また、独自の赤外線透過テクノロジーによって、塗膜トータルで高い遮熱性能を発揮します。
私たちが企業として、少しでも“今日”の社会に貢献できることを真剣に考え、日本ペイントの技術を駆使して作り上げた、外壁用の遮熱塗料の決定版です。
いま、社会での省エネ・節電の考え方が変わりつつあります。
これまでの省エネの考え方は、「私たちが1 ヶ月間、1年間トータルで使用する電力を減らすことで、コストやCO2の排出量を削減し、環境に貢献する」というものでした。
しかし今、それだけでなく、1日の中で最も電力を使用する時間=電力のピーク時に省エネを行うことも求められています。
それは同時に、社会の大きな単位である企業や個人ひとりひとりに、切実に求められている課題でもあるのです。
真夏の外壁面は、最大で約600w/㎡もの日射エネルギーを受けています。
サーモアイウォールを塗装することで、赤外線を反射し蓄熱を抑制する効果があります。
塗り替え前に比べ、日射による発熱量を大幅に削減することが可能。
サーモグラフィでの比較からも、外壁面の温度に大きな差が生じます。
日本ペイント独自の技術力が生み出したサーモアイウォールは、上塗りの遮熱性能はもちろん、下塗りも高い遮熱性能を発揮。
さらに耐候性も備えたハイスペックな遮熱塗料です。
上塗りには「赤外線透過テクノロジー」を採用。
上塗り層では反射できない赤外線を透過させることで、反射性能を有するサーフ・シーラーの遮熱効果を最大限に発揮。
上塗り、下塗りダブル反射で従来塗料よりも高い遮熱性能を誇ります。
遮熱性能は、塗膜表面に汚れが付着したり、色相が変化することで低下してしまいますが、サーモアイウォールの持つ高耐候性、低汚染性、防藻・防かび、透湿性によって、長時間に渡って遮熱性能を保持し、建物をまもることが可能となりました。
セノンランプ促進耐候性試験とは
キセノンランプ試験はキセノンガス中でアーク放電させ、励起さたガスが基底状態に戻る時にでる光が太陽光に近似していることを利用した試験です。他の多くの促進耐候性試験と比較して自然の劣化条件の促進再現性が高いことが特徴です。
※記載された遮熱効果を示す図表や数値は特定の場合における実測値または計算値であり、その効果を保証するものではありません。
Demo.01 温度低減効果 実測データ
壁面での塗装試験では、南向きの壁において、未塗装面と比べて最大11.5℃もの遮熱効果を発揮。平均の温度差は5.6℃という結果が得られました。
Demo.02 建物の断熱性能による効果の違い
塗装前・後での日射反射率の差が大きく、断熱性能が低い建物ほど、遮熱効果が大きくなります。
事務所棟など
軽量気泡コンクリート(ALC)の外壁の場合、外壁表面温度は最大約13℃の低減、内壁表面温度は最大約4℃の低減が、熱貫流量はピーク平均45%の削減が期待できます。
さまざまな条件を見据えた蓄熱抑制シミュレーションを元に、実際に壁面温度測定試験を実施。
サーモアイウォールの遮熱効果を検証しました。
建物の外装色は白・淡彩色が主流のため、塗り替える前の状態で日射反射率が高いケースがあります。このような場合には、塗り替えによって日射反射率を大きく向上させることが難しくなります。
特許4141462に基づくシミュレーションで、実測値ではありません。
工場棟・倉庫など
なみがたスレートの場合、外壁表面温度は最大約17℃の低減、内壁表面温度は最大約12℃の低減が、熱貫流量はピーク平均53%と大幅な削減が期待できます。
※記載された遮熱効果を示す図表や数値は特定の場合における実測値または計算値であり、その効果を保証するものではありません。
サーモアイウォールは、多くのカラーバリエーションを取り揃えており、幅広い用途でご使用いただけます。
標準色(28色) 全=全日射反射率(%)、近=近赤外反射率(%)
準色28色以外に荷可能な色相について
本色見本帳掲載の標準色28色以外にも(一社)日本塗料工業会発行の「塗料用標準色(2011年F版および2013年G版)」より当社推奨の色相をお選びいただけます。出荷可能な色相と遮熱性能につきましては、事前に最寄の営業所までお問い合わせください。なお色や塗料によっては、納期までにお時間がかかる場合もあります。それぞれの地域によって異なりますので、ご発注の際ご確認ください。
★この見本はモニターのため、実物とは異なる場合があります。★塗料の種類、つやの違いにより同じ番号でも色が多少異なる場合があります。★広い面積に塗られた場合、実際の色が見本帳の色よりも多少明るく見える場合があります。★濃彩色の場合、塗膜を強く擦ると色落ちすることがありますのでご注意ください。★色見本の内容については、将来予告なしに変更することがあります。★本カタログ中に記載の日射反射率は「JISK5602塗膜の日射反射率の求め方」に準拠し、水性サーモアイウォールサーフ/水性サーモアイウォールSiにて全波長域の日射反射率を実測しています。★日射反射率数値は、下地の状態や塗料種、塗装仕様、施工条件などによって多少の幅を生じる場合があります。
工程 | 製品名 | 系統 | 容量 | つや | 色相 |
---|---|---|---|---|---|
下塗り | 水性サーモアイウォール サーフ | 水性反応硬化形 外壁用高日射反射率(遮熱)サーフェーサー |
16kg | ‐ | ホワイト |
水性サーモアイウォール シーラー | 水性カチオン形 外壁用高日射反射率(遮熱)シーラー |
15kg | |||
サーモアイシーラー | 2液弱溶剤エポキシ樹脂 高日射反射率(遮熱)シーラー |
15kgセット | |||
サーモアイプライマー | 2液弱溶剤エポキシ樹脂 高日射反射率(遮熱)塗料専用さび止め塗料 |
16kgセット | |||
上塗り | 水性サーモアイウォール F | 1液水性反応硬化形フッ素樹脂 外壁用高日射反射率(遮熱)塗料 |
15kg | つや有り | 準色28色および各色※ |
5分つや有り | |||||
水性サーモアイウォール Si | 1液水性反応硬化形シリコン系 外壁用高日射反射率(遮熱)塗料 |
つや有り | |||
5・3分つや有り | |||||
ファインサーモアイウォール 4F | ターペン可溶2液形4フッ化フッ素樹脂 外壁用高日射反射率(遮熱)塗料 |
つや有り | |||
5・3分つや有り | |||||
ファインサーモアイウォール Si | ターペン可溶2液形シリコン系樹脂 外壁用高日射反射率(遮熱)塗料 |
つや有り | |||
5・3分つや有り |
※標準色以外の(一社)日本塗料工業会の「塗料用標準色(2011年F版および2013年G版)」よりお選びいただける各色については、最寄りの営業所までお問い合わせください。
工場、倉庫、戸建て住宅、教育・福祉施設、公共施設、事務所、店舗、集合住宅などの外壁
※1 金属パネル外壁は、パネル全面にエンボス等の凹凸模様のある金属サイディングに限ります。平滑(フラット)な面に塗装した場合には、塗り継むらなどの仕上がり不良に至る場合がありますのでご注意ください。
注 塗り替えの場合、下地(旧塗膜)の状態によってはシーラーの塗装が必要です。別途、下地改修工事が必要な場合があります。また、新設の場合はシーラーの塗装が必要です。
外壁素材 | 下塗り | 上塗り | |
---|---|---|---|
水性サーモアイウォールSi/F | ファインサーモアイウォールSi/4F | ||
なみがたスレート外壁 | 水性サーモアイウォールシーラー | ○ | ‐ |
サーモアイシーラー | ○ | ○ | |
付帯金属面・金属サイディング | サーモアイプライマー | ○ ※1 | ○ |
窯業サイディング | 水性サーモアイウォールサーフ | ○ | ○ |
水性サーモアイウォールシーラー | ○ | ‐ | |
サーモアイシーラー | ○ | ○ | |
コンクリート・モルタル・ALC面 | 水性サーモアイウォールサーフ | ○ | ○ |
水性サーモアイウォールシーラー | ○ | ‐ | |
サーモアイシーラー | ○ | ○ |