建築用塗料
建物の塗装に必要な塗料・道具など総て扱っております。最近、消費者の方にニーズの高い、水性ウレタン・シリコン樹脂塗料から自然塗料まで取り揃えておりますので、お問合せ下さい。

工業用塗料
工業用塗料部門では工業製品製造ライン向けの塗料、設備を取り扱っております。工場によって違うライン・工程に合わせたご提案をさせていただいています。

自動車補修用塗料
自動車修理・補修の業界は、塗料だけでなく、新しく便利な商品が、どんどん発売されます。お客様の大切な車をすばやく綺麗に直すために、役立つ情報を発信します。

看板資材
看板用塗料や材料だけでなく、カッティングシート加工・インクジェット出力なども承っております。小さな事でもお問合せください。

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当社の環境に対する取組み

塗布型制振防音材
シャオンクール

制振・防音・脱熱
雨音をシャットアウト!
塗るだけで驚きの防音効果を実現!

シャオンクール
ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆ 内装仕上げの制限なし
カタログNo.730-2 特許出願中

塗布するだけで、高い制振防音効果を発揮!
建物の内部環境を、より静かで快適に!

シャオンクールとは?

塗布型制振防音材『シャオンクール』とは、制振・防音・断熱の優れた性能を有する中塗用塗材です。
屋根に塗布することで騒音・雨音の元となる振動を速やかに減少させ、防音対策に効果を発揮します。
また、遮熱塗料『クールトップSiスーパー』を上塗りすることで優れた遮熱効果を発揮します。

シャオンクール
塗布型制振防音材シャオンクール 制振性・防音性・脱熱性
→ 静かで快適な室内環境を実現!

シャオンクールの特徴

制振性(高い防音性)
シャオンクールは、ナノからミクロンサイズの大きさと形状の異なる制振フィラーを高充填したタイプで、塗布型としては他に類を見ない大きな損失係数を示す制振材です。
内装材として、屋根材の裏面に施工しても、良好な防音効果が得られます。(特許出願中)
※損失係数とは、制振性能(振動の吸収能力)を評価する指標です。損失係数の大きな材料を使用すれば、高い防音効果が得られます。
環境にも対応
環境要因に配慮した塗料設計となっています。
①ホルムアルデヒド系防腐剤を使用していません(放散等級F☆☆☆☆)
②環境ホルモン物質を含みません。
③低VOC水系塗材です。
使い方が簡単
塗装する場所に応じて、ハケ塗り、ローラー塗り、スプレー塗装ができます。
水性タイプですので、取扱いが簡単です。
断熱性
シャオンクールには、熱伝導率の低いセラミックバルーンを配合し断熱性を高めています。
シャオンクールの構成図
構成図
断熱付与材 制振付与材

シャオンクールの制振制御の概念と効果

振動制御の概念図

シャオンクール塗布前 シャオンクール塗布後
振動制御の概念図
雨滴により、屋根が振動し騒音を発します。 シャオンクールを塗布することにより屋根の振動が素早くおさまります。

金属屋根の人口降雨による雨音比較試験

未塗装の雨音波形
未塗装の雨音波形

シャオンクール塗装の雨音波形
シャオンクール塗装の雨音波形

【条件】
下塗り:エポマイルド 0.15kg/㎡
中塗り:シャオンクール 0.35kg/㎡
上塗り:クールトップSiスーパー 0.3kg/㎡

シャオンクールの防音効果

周波数別防音効果
周波数別防音効果

塗布量と騒音低減効果
塗布量と騒音低減効果

→ 10dBの雨音低減効果を実現!

(参考音圧)80dBA 地下鉄車内 70dBA ファミリーレストラン内

「クールトップSiスーパー」と組み合わせると、さらに経済的!

「シャオンクール」は、優れた遮熱性能を誇る塗料「クールトップSiスーパー」と組み合わせることで、より高い防音・遮熱効果を発揮します。
一般塗料に比べ、雨音などの騒音を低減できるだけでなく、遮熱効果により冷房費・暖房費の節約が可能です。

塗布型制振防音材シャオンクール 制振性 + 遮熱塗料クールトップSiスーパー 遮熱性
→ 高い経済効果を実現!

参考1 シャオンクール+クールトップSiスーパーの遮熱・断熱概念図
遮熱・断熱概念図
太陽光の反射が大きい。
熱の伝わりが少なく、室内の温度を上昇させない。

参考2 シャオンクール+クールトップSiスーパーの遮熱・断熱効果
実験室内で塗膜表面にランプの光を当て、経時的に素材裏面温度を測定
遮熱・断熱効果

シャオンクールの荷姿

品名 荷姿 内容
シャオンクール 18kg/缶 アクリル系エマルション塗材
クールトップSiスーパー 16kg/缶 アクリルシリコン系エマルション塗料
エポマイルド 16kg/缶 弱溶剤型エポキシ変性錆止め塗料
プライマーU 16kg/缶 湿気硬化型ウレタン樹脂系塗料

シャオンクール+クールトップSiスーパー標準塗装仕様

鋼板屋根塗り替え クールトップSiスーパー(水系)
工程 塗料 配合(重量比) 標準塗布量(kg/㎡/回) 塗回数 塗装間隔(23℃) 塗装方法
素地調整 鋼板の発錆部は、サンダー、ワイヤブラシ、研磨紙などを用いて入念に除去する。
花咲き、チョーキングなどの劣化塗膜は皮すき、サンダー、ワイヤブラシ、サンドペーパーなどを用いて入念に除去する。
油脂類は、シンナーで拭き取る。
素地表面の汚染付着物は、高圧洗浄機による水洗いで洗浄する。
素地は十分に乾燥させる。
下塗り エポマイド 100 0.12~0.16 1~2 16時間以上 はけ塗り・ローラー塗り・エアレス塗り
中塗り(制振材) シャオンクール/清水 100/0~10 0.25~0.30 2 工程内4時間以上 工程間16時間以上 はけ塗り・ローラー塗り(細目)・エアレス塗り
上塗り クールトップSiスーパー/清水 0.12~0.15 工程内4時間以上 最終養生24時間 はけ塗り・ローラー塗り・エアレス塗り

鋼板屋根塗り替え 1液ワイドシリコン遮熱(弱溶剤系)
工程 塗料 配合(重量比) 標準塗布量(kg/㎡/回) 塗回数 塗装間隔(23℃) 塗装方法
素地調整 上記の素地調整を参照ください。
下塗り エポマイド 100 0.12~0.16 1~2 16時間以上 はけ塗り・ローラー塗り・エアレス塗り
中塗り(制振材) シャオンクール/清水 100/0~10 0.25~0.30 2 工程内4時間以上 工程間16時間以上 はけ塗り・ローラー塗り(細目)・エアレス塗り
上塗り クールトップSiスーパー/清水 100/5~15 0.12~0.16 工程内4時間以上 最終養生24時間 はけ塗り・ローラー塗り・エアレス塗り

スレート屋根
工程 塗料 配合(重量比) 標準塗布量(kg/㎡/回) 塗回数 塗装間隔(23℃) 塗装方法
素地調整 表面の脆弱部、劣化している旧塗膜、ごみ、汚れなどは高圧水洗機による水洗いで除去する。
素地は十分に乾燥させる。(1日以上放置する)
フックボルトは、エポマイドを刷毛で拾い塗りする。
下塗り プライマーU 100 0.20~0.40 1 2時間3日 はけ塗り・ローラー塗り・エアレス塗り
中塗り(制振材) シャオンクール/清水 100/0~10 0.25~0.30 2 工程内4時間以上 工程間16時間以上 はけ塗り・ローラー塗り(細目)・エアレス塗り
上塗り クールトップSiスーパー/清水 0.12~0.15 工程内16時間以上 最終養生24時間 はけ塗り・ローラー塗り・エアレス塗り

◯フックボルト部、トタンの折り曲げおよび接合部分などで、エポマイドの塗膜が薄くならないように注意してください。
◯水切り部で上下の板が塗料で付着している箇所は、漏水の原因となるため皮すきなどで縁切りしてください。
◯上塗りにはエポーレ、ワイドエポーレSi、ワイドシリコン遮熱、ワイドルーフなども使用できます。
◯制振材シャオンクールのエアレス塗りでは0.5kg/㎡(1回塗り)が可能です。
◯鋼板屋根の下塗り塗料としてエポプラ、スーパープライマーAD、さびストップなども使用できます。

塗装上の注意事項

取扱い上の注意事項

プライマーU、スーパープライマーAD、エポマイド、エポプラ、さびストップなどの溶剤系塗料を用いる場合は、上記の取扱上の注意事項と、下記事項を合わせて、注意してください。

スズカファイン株式会社 http://www.suzukafine.co.jp/

□本カタログの内容は、改良などのため、予告なしに変更することがありますので、ご了承ください。(09/11)